ドーナツカラー@いっきくん
こんにちは(^-^)
先日、当院でお腹の手術をさせて頂いたポメラニアンのいっきくんの飼い主さまが、
傷口をお口でイジイジするのを防ぐため、カラーを手作りしてくれました。
そのカラーがあまりにも可愛いので、ここでご紹介させて頂きます(´艸`*)
ジャーーーン!!
すごくないですか?!
カラーの出来栄えだけでなく、このカラーといっきくんとのフィット感!!
ポメラニアン特有のふわっとした感じに、カッパ柄の緑の布の可愛らしさとがピッタリ(≧▽≦)
なんてLOVELYなんでしょう!!
そしてこのカメラを前にしたいっきくんのモデル立ち(モデルお座り?)の美しいこと(笑)
もう一枚。
今度はいい笑顔ですな(^-^)よくできました!!
「中はどうなってるんですか?」
と飼い主さまにお聞きしたところ、あの「プチプチ」なんですって。
プチプチって、梱包か暇つぶしくらいにしか使えないと思ってましたが、
こんなところにも使えるんですねぇ。優秀。
拡大するとこんな感じです。
手作りとは思えないしっかりした作りでした。
カラーはつけ外し可能なので、接着部分はこんな感じ。
より強固に接着させるため、マジックテープを二重に付けてくださいました。
これなら、緩めたりきつくしたりも調節できますね。
素晴らしい!!
(写真には写っていませんが、この後ろ側に娘さんが手作りの名前札を付けてくださっているんです(*^^*)素敵すぎます)
プチプチの程よい柔らかさとハリ感が、傷口を舐めようとする首の動きを程よく制限してくれます。
普段、術後の傷口保護のためにプラスチック製のエリザベスカラーを装着してもらうことが多いのですが、
飼い主さまとワンちゃんネコちゃんの様子を伺うと、
「どうも動きづらそう」とか「ご飯が食べにくくて・・・」
などの意見が多く聞かれます。
今回はお腹の傷の保護の為のドーナツカラーですが、
前足や後ろ足が届かなければ顔をいじらないようにするためにも使えそうですね。
(地面に擦り付けちゃう子には不向きですが・・・)
また、他の飼い主さまの中には、お腹の傷の保護のために術後ケア専用の洋服を準備してくださった方もいらっしゃいました。
ドーナツカラーも動物医療用のものを販売したりもしているのですが、お値段もそれなりにしますし、
エリザベスカラーも柔らかい素材で手作りしたり、
可愛い布でその子専用のサイズや雰囲気に合わせて手作りするのもいいですよね(^_-)
こうやって日ごろの生活に支障が少ないアイテムを作ったりすれば、
ワンちゃんネコちゃんの術後のストレスも軽減されますね。
しかも愛情もたっぷり詰め込めます( *´艸`)
今回は他の飼い主さまの参考にもなれば、とご紹介させて頂きました。
ま、私がいっきくんとドーナツカラーの絶妙なコラボレーションを皆さんに披露したかった、というのもありますが(笑)
(だって最高に可愛かったんですもの!!)
皆さまも、もし動物病院で役立ちそうなアイテムやアイデアがあれば、是非ともご紹介ください。